日本スペイン法研究会公式サイト
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日本スペイン法研究会の黒田清彦会長の奥様、黒田薫子さんによる「スペイン通信」を、スペインから発信します。

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2011年11月21日

[ニュース] スペイン総選挙が実施され、野党のPPが政権の座を獲得

日本でも、毎日のようにギリシアやイタリアの経済状況が伝えられる中、スペインの総選挙が実施され、野党のPP(国民党)が与党のPSOE(社会労働党)を破り、政権奪還が決定的となった。

総選挙の詳細の結果については、スペインの有力新聞であるEl Paísの公式サイトに掲載されている(自治州別・県別・市町村別の結果が掲載されている)のでそちらを参照されたいが、大まかにご紹介したいと思う。


下院(350議席)

国民党(中道右派):186
社会労働党(中道左派・旧与党):110
カタルーニャ連合:16
統一左翼・緑の党:11
AMAIUR(バスク地域分離独立諸派連合):7
UPyD(連合・進歩・民主主義党):5
バスク民族主義党(バスク地域主義)5
カタルーニャ共和左派(同地域分離独立派)3
ガリシア民族主義ブロック2
その他諸派2+1+1+1


上院(全議席:264/改選:208)
国民党:136
社会労働党:48
カタルーニャ連合:9
カタルーニャ左派連合:7
バスク民族主義党:4
バスク分離独立諸派連合:3
その他諸派:1

なお、投票率は前回の73.85%に対して、今回は71.69%である。



スペインの大きな課題は、大きく言えば「経済・財政面の立て直し」である。この緊急かつ重大な課題にどのように国民党政権が立ち向かっていくのかが注目される。


今後、首班指名手続を経て、ラホイ党首が首相に就任予定である。改革の最前線に立つ「経済・財政担当第一副首相」の人事など、今後のスペインから目が離せない。


最後に、スペインの選挙制度についての概要の記述は、本研究会で出版した「現代スペイン法入門」(嵯峨野書院)にも60頁あたりに掲載されているので、ご関心のある皆さまはぜひ参照されたい。


現代スペイン法入門

現代スペイン法入門

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 嵯峨野書院
  • 発売日: 2010/05
  • メディア: 単行本





posted by Asociación de Estudios de Derecho Hispánico de Japón at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 会員投稿 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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